2016年11月22日火曜日

7513 コジマ

権利確定日:8月末日
最低投資額:24,100円(100株)<2016年11月21日時点>
優待の内容:買物優待券(500円)
100株以上・・・2枚
500株以上・・・6枚
1,000株以上・・・10枚
3,000株以上・・・30枚
5,000株以上・・・40枚
※自社店舗・通販で合計2,000円(税込)以上の商品購入につき2,000円ごとに1枚利用可(一部限定品除く)
※「ビックカメラ」、「ソフマップ」でも利用可。

事業の概況:
郊外型の家電量販中堅。2012年にビックカメラの傘下になりました。2017年8月期は出店5程度の予定とのことです(2016年8月期は出店4・退店9)。
 

コメント:
2016年8月期決算(2015年9月~2016年8月)は前年同期比で増収増益(売上高+0.01%、営業利益+122.1%、経常利益+34.1%、純利益黒転)、前期は赤字でしたが黒転となりました。3048 ビックカメラとの統合効果で営業利益が大幅に改善しています。前期は多額の特別損失(減損損失)がありましたが、今期(2017年8月期)は発生の予定はないとのことです。 配当金は財務体質の健全化を図る観点から無配継続です。

株主優待は買い物優待券です。ビックカメラと違ってこちらは2,000円以上の商品購入につき、500円という制限があります。ビックカメラと合わせると、それぞれ100株保有で年間4,000円、ビックカメラを2年以上継続保有した場合は年間6,000円の買い物券になります。

客数は堅調で、高付加価値の白モノ家電や4Kテレビの売上も好調とのことです。コジマさんは地域密着型の郊外店ということもあり、インバウンド売上の構成比は10%程度しかないそうです。インバウンド需要の減速で大幅減益となった8202 ラオックスとは大きな差がありますね。

中国の嫌がらせのような関税率アップと円高とで急速に減速しているインバウンド需要ですが、客単価は下落しているものの、客数や中国元ベースで見た場合の売上高は堅調なのだそうです。訪日外国人観客数は年々増加しているようですし、円安も進んでいるのでそのうち上昇に転じる可能性もあるかと思っています。

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