2016年10月14日金曜日

8908 毎日コムネット

権利確定日:5月末日
最低投資額:104,400円(100株)<2016年10月14日時点>
優待の内容:
100株以上・・・「ベネフィット・ステーション」会員サービス
※宿泊、ゴルフ場、映画館、引越等の各種サービスを割引料金で利用可。有効期間:1年間。
※企業向けのサービスの中で一部利用できないサービスもあります。

事業の概況:
学生マンションを地主に提案し、一括借り受けするサブリースが事業の柱です。学生マンション、学生寮の運営受託からお部屋探し、合宿旅行、就職支援など学生生活を幅広くサポートしています。学生マンションの管理戸数は純増。京都、広島など首都圏以外にも積極的に進出しているそうです。また、企業側の新卒採用の支援をする人材ソリューションサービスも行っています。こちらも堅調です。


コメント:
学生マンションとは入居者を学生に限定した賃貸ワンルームマンションのことです。同世代の学生だけが住む学生寮の安心感と、プライバシーを重視したワンルームマンションの快適性の両面を実現したものだそうです。少子化が叫ばれる昨今ですが、大学入学者数、大学生総数はともに過去最高水準にあるのだそうです。

第一四半期決算は前年同四半期比で増収減益となりました。これは販売用不動産の物件の売却益の減少によるものであり、 業績自体は当初の計画通り順調に推移しているとのことです。

従来配当性向30%以上としていたところを、2018年5月期以降は35%以上に引き上げる方針とのことです(2018年5月期は第40期の記念配込みで35%以上)。また、株主への利益還元の一環として、今期より中間配当を実施し、従来期末の年1回だった配当を年2回に変更することが昨日発表されました。株主還元にも積極的な印象です。株価は現在下落傾向にありますので、割安感も出てきているのではないでしょうか?

株主優待はベネフィット・ワンが提供している福利厚生サービスを1年間利用できるという一風変わった内容です。本人用と親族用のスペアの計2枚の会員カードがもらえます。会社の福利厚生が充実している人は必要ないかもしれませんが、自営業の人など、普段福利厚生サービスを受けていない人にとっては、使い方次第でかなりお得ではないでしょうか?福利厚生サービスの株主優待は他にも2412 ベネフィット・ワンや8876 リロ・ホールディングで実施していますので、合わせてチェックしてみてください。

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