2016年12月27日火曜日

2340 極楽湯

権利確定日:9月末日
最低投資額:86,700円(100株)<2016年12月27日時点>
優待の内容:無料入浴券
100株以上・・・4枚
300株以上・・・6枚
500株以上・・・10枚
5,000株以上・・・20枚
※6カ月以上継続保有(3月および9月の株主名簿に連続2回以上記載)した株主のみに贈呈。
※1年以上継続保有(3月および9月の株主名簿に連続3回以上記載)の株主には1枚追加。
※「極楽湯」、「RAKU SPA鶴見」、「RAKU SPACafe浜松」で利用可。(「RAKU SPA鶴見」は1名につき2枚必要)一部FC店及び海外店舗での利用不可。

事業の概況:
「極楽湯」ブランドのスーパー銭湯を直営、FCで全国展開。店舗数で業界トップ。中国にも進出しています。既存の上海2店舗に加えて2016年11月に武漢に3店舗目がオープンしました。10年で100店舗を目指しているとのことです(うち8割はFC)。

コメント:
店舗数日本一の風呂屋さんです。

第2四半期累計(2016年4〜9月期)決算は減収増益(売上高▲0.3%、経常収益+135.7%、経常利益+43.8%、純利益+7.9%)となりました。店舗修繕の為の店休日が多かったため売り上げが減少した一方で、原油価格の下落によるエネルギーコストの低下やコスト意識徹底による生産性向上により利益面は大幅に改善したということです。また、中国店舗も寄与しています。

スーパー銭湯は冬場に客数が伸びる傾向にあるので、下期の業績は期待が持てそうですが、人件費の高騰や、原油高によるエネルギーコストの上昇、東京オリンピック開催の影響による建設費の高止まりなどのコスト増が懸念されるとのことです。

中国店舗は入館料が大人138元(約2,325円)もするそうですが、年間の入館者は100万人超え、入館待ちの行列ができるほどの盛況ぶりとのことです。上期の海外店舗は中国上海の2店のみでしたが、国内のセグメント利益(営業利益)が303 百万円だったのに対して、中国のセグメント利益(営業利益)は既に266 百万円もあります。今後、「10年で100店舗を目指す」という目標を掲げていることから、業績も急成長するのではないかとの憶測が立っているようです。これらの思惑から株価も一時高騰し、今もやや割高で推移しています。

中国上海に大江戸温泉物語そっくりの温浴施設(パクった?)がオープンしたというニュースが話題になっていますね。極楽湯さんの盛況ぶりに目を付けたのか分かりませんが、極楽湯さんにとっても大きな問題です。こういったチャイナリスクや競合他社の出現には注意が必要かなと思っています。

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